第3章 1.久しぶりの再会
「タクミ~、別になにもしなくても平気なのに…」
「まあ、そうかもしれねーけどやっぱりアイツだけは…!」
そう言ってナツを睨むタクミ。
この二人ってもしかして仲が悪いの!?
「おい、コイツらが誰なのか説明してもらおうか?」
すると、リオンが私たちに聞いてきた。
誰って言われてもあたしも知らないし…
「何でそんなに態度がでかいの?」
「何様だ、お前は」
「なんだと!?」
リオンの態度に不服なとタクミ。
そしてその二人の発言に不服なリオン。
もしかしてまた喧嘩が始まッちゃう!?
「止めろリオン、この方たちに失礼だ」
「ジュラさん!?」
そう言ってジュラはとタクミの方を向く。
「申し訳ない」
「ううん、大丈夫だよ~!」
「ああ、問題ない」
「「「「「「「!?」」」」」」」
あの聖天大魔道のジュラが謝ってる!?
この子達、一体何者なの!?