• テキストサイズ

俺らと粉モン食べへん?

第3章 桐山照史






水着姿でカウンターに立つ流星くん。


高身長だし顔もよく見なくたって
整っているからか

キャーキャー言いながら女の子達が


海の家へとたくさんやって来る。



集客力が凄いな流星くん…。



邪魔者扱いされた照史くんは

焼きそば焼く私の元へやって来た。




「…なんなんあれ、むかつく
俺かてイケメンやぁ言われんねんで…」

『だれに?』

「お、おばちゃんとか。あ、子ども」

『ふふ』

「なにわろてんねん」



拗ねてしまった照史くんは、

頼まれた料理を運ぶ。




貴方の魅力は私が知ってる、
ただそれだけじゃダメかな



「おーーー!焼きそば作っとるぅぅ!」


「しげしげ、ちょおうるさい、目立っとる」




暇になったのであろうしげと濱田くん。


焼きそばくーださい、と
お金を置いた。



「ちょいちょーい!お支払いカウンターで」

「そんなケチ臭いこと言うなや
どうせ食うならどこで払おうが一緒!」



早く焼きそばぁ〜〜


と子どもみたいに駄々こねるしげ。




『照史くん、来ちゃった』



そこに突然現れた綺麗な女の人。


ワンピース姿に照史くんは
頬を少し赤らめた



あの人知っている、



照史くんの好きな人だ







/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp