第9章 付き合ってないしデートじゃない!
指定された、
駅近くの、広場に着くと、
腕にはめてきた時計を見る。
…今は30分前。
よし!
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「お待たせ。佳奈」
テツが、来たのは
待ち合わせ時間の10分前。
「テツ早いね」
「佳奈の方が早いだろ。
しかも今日はデートだしな。
早く来るのは当然だろ?」
…だから、
「デートじゃないって!」
私はそう言うと、
テツの右頬を叩いてやった。
「ってぇな…
ったく、顔赤くしちゃってさぁ
…可愛いな」
「もう1回叩くよ?」
「そんなこと言う口には、
お仕置きしなくちゃだな?」
そんな台詞を吐くと、
テツは、私にキスをしてきた。
ってかキス長い
私はテツの背中を叩くと、
テツは口を話離してくれた。
「テツ…ここではヤメテ?
…恥ずかしい」
「“ここでは”な?」
「…もぅ知らない。」
私はそう言うと、
駅に向かった。