第30章 鶴丸国永と燭台切光忠
自「急遽だから今は家具などは無いが今週中には届くだろう
今日からここが二人の部屋だ
光忠が起きたらそう伝えてくれ」
鶴「へぇ...俺の所は刀種で分けられていたからな
個室が貰えるとは思わなんだ」
自「ここにカーテンがあるから一人部屋にも出来る
このカーテン術がかけられてあってカーテンを閉じたらカーテンの向こう側に光や音が漏れないようになっているんだ
だから疲れた時や一人になりたい時は自由に周りを気にせず時間を作れる」
鶴「これはありがたい...(笑)」
自「夜は灯を持たなくても廊下の灯が人を感知して明るくなるようになってるから心配は無用だ」
鶴「配慮が凄いな
まさに完璧な本丸ってところか(笑)」
自「まだまだ完璧じゃないさ(笑)
これから刀剣が増えるにつれ必ずどこかに不満が出てくる
完璧には程遠いさ(笑)
今日はゆっくり休んでくれ
夕飯になったら放送で呼ぶ」
鶴「あぁ、ありがとな
お言葉に甘えさせてもらう」