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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第16章 迷子の猫




「五虎退!ごこたーい!」


3人でのんびり団子を食っていると男の審神者が五虎退の名前を呼んでいるのを見つける


五「あるじ様...!」

「いた!どこに行ってたんだ!
心配したんだぞ!」

五「すみません...
迷子になって所をこの方達が助けてくれて」

「...っ!?
あの...えっと...」


真っ白のマントに身を包んだ私にやっぱり見覚えがあるのか少し目を泳がせている

こいつの霊力少しだけ不安定だな
メンタルが弱いのか
五虎退を虐待しているからか

力はそれなりにあるみたいだけど...


でも、いたって普通の審神者だ。

男士からの虐待は五虎退の刀の本能に火をつけるからもう既に審神者の力はおかしくなってるはず
その虐待は有り得ない

てことは五虎退にだけの虐待か


歌「里親本丸の歌仙です
迷子になっていたのでちょっと預からせていただきました
今度から目を離さないようにしてくださいね」

「あ、あぁ...ありがとう......ふぅ...」


あからさまなホッとしたような顔になりペコペコしながらその場をそそくさと離れた

手を繋いで審神者と歩いていく五虎退の背中を見つめる
審神者の手がどんどん黒くなっていってる

本丸に帰ったら五虎退に何をするのか分かる


歌「...主、行くよ
気になるだろうけど今は政府さんに伝える事が先でしょ?」

自「...っ...」


歌仙の言う通りだと思い私達は自分の本丸の方向へ歩いた
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