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【刀剣乱舞】うちの主はお世話される側【女審神者】

第4章 以後気をつけます。



【side 薬研藤四郎】

「はぁ、また逃げたな…」


ほんと大将は、俺たち粟田口に弱い。

特に五虎退みたいな感じの奴らにはいつもデレデレ。


勘違いするなよ? 嫉妬してるわけじゃないからな?
別に俺も構ってほしいとか、そんなじゃないからな?


「とにかく、大将を追うか」


大将は俺が本丸に来た時からよく怪我をしてた。

俺が顕現された、次の日のこと。


先に来ていた鶴丸の旦那の仕掛けた
罠に引っかかって顔面から庭の池にドボン。

幸いにも足擦りむいただけて済んだけどな。


その日が初めて大将を手当した日。

まさか自分が手入れされるより先に
大将の手当てするなんて思ってもなったけどな。

そんなこともあってか大将から目を離せない。

え?大将に恋愛感情はないのかって?
それが危なかっしすぎて、いい意味でわかないんだよな。

弟達と同じような目で見ちまうからな。


けど、大将のこと、好きだぜ?

ずっとついて行くからよ、よろしく頼むぜ?


「はい、大将確保〜。」

「あぁ?! あー…捕まったか……」

「俺っちから逃げられると思うなよ?大将」

「わかりました。ごめんなさい。耳元やめて!?」


「てか大将……傷、増えてねぇか?」

「え?えへへ…ごめんなさいでした!!」







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