第3章 嫌な予感的中…
絵「あんたさ、いい加減にしてくれない?」
『私、絵麻ちゃんになにかした?』
絵「そのいい人ぶりもムカつくんだよ!!
いっつもいっつも兄弟たちと一緒にいて!
私の邪魔しないでよ!!」
『邪魔…?』
絵「そうよ、あんた邪魔なの!!
せっかく、イケメンの兄弟が出来て逆ハー状態になれる
と思ったのに、兄弟たちは、あんたのことが最優先で!
目障りなの!!」
ワーオ!
こんなに簡単に引っかかるとは…。
絵「たいして可愛くもないくせに!!
騙されやすそうな椿とかから行こうと思ってたのに、
いっつもあんたがそばにいて、
ホントに邪魔!!!」
ちょっと待って…。
絵麻ちゃんは椿にぃのことを利用しようとしてたの…?
『ふざけんなよ!!!
椿にぃのことをそんなふうにしようとするなんて!!
あんた最低だ!
椿にぃは、
あんなにあんたのことを思ってくれてたのに!!』
絵「意味わかんないし?
なににキレてんの?
普通、自分のことに対してキレるでしょ。
あんたって、ホントにアホね」