第84章 ジャックダニエル
いつもそうしてれば良いのにねぇ?
それで主ちゃんがどれだけ喜ぶか解ってないんだろうな‥本当に勿体無い。
「そんで、俺からは、今日の夕食がきみへの贈り物だ!これから作るからな、楽しみにしてろ?驚きの結果をきみにもたらそう!」
「やった、鶴丸のごはん大好き!また中華かなぁ?楽しみにしてるね!」
「おいおい、そこは"俺が"って言うべきだろ?」
前にも同じ話したよな?と、溜め息をつきながら腕を捲る。
さて、次は一期さんと長谷部君、どっちかな?ちらりと目配せをした二人が主ちゃんの前へ進んだ。
「主殿、私からはこれを。お口に合えば良いのですが…」
「主、俺からはこれを。」
青い包みが一期さん、白い包みが長谷部君の作った物だね。