第81章 遊興
「はぁ、くっ…‥!」
好きだ、きみが好きだ。
その声も笑顔も全てが欲しい、壊してしまいたい程きみが好きだ。
「はっ‥、出す、ぞ!」
「んぁあぁっー‥!!」
ごりごりと先に当たるそこが、ぎゅっと俺を飲み込む様に包む。目の前がチカチカする程の快感に耐えられず、熱を最奥へ流し込んだ。
不味いな、こりゃ癖になるぞ。
「大将、綺麗だったぜ‥大丈夫か?」
ぐったりと凭れたの頭を、薬研が嬉しそうに撫でる。もう動けないと、ごろんとソファーに横になると、赤くなった顔を手の甲で隠した。
「どうだ、驚きだったろ?」
「ばぁか。」
の腹を撫でて、薬研が持ってきたタオルで後始末を始める。