第78章 所有印
「だからって諦めてやると思うなよ!俺は自分で自分に驚く位にはを想ってるぜ?あの可愛らしい笑顔、諦められるかい?」
「ああ、俺もだ。長谷部には悪いがそんなつもり無いからな?勿論、一兄や他の奴にも渡す気はない。」
「ええ、無論、言うまでもありませんよね。」
「ふふ、皆怖いなぁ。伽羅ちゃんや、本丸へ帰れば加州君や和泉守さんも居るんだよねぇ‥怖い怖い。」
目を伏せていた長谷部が、口元を歪ませて小さく笑う。
「お前等、に愛してると言われた事があるか?俺は俺だけが知っているを信じる。それだけだ。」
憎たらしいな!と鶴丸の旦那が長谷部を小突けば、本当ですね、苛々しますな。と、一兄が苦笑いする。