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うちの本丸【刀剣乱舞】

第36章 鍵①


使いの者はその審神者と仲間達をとても気に入っていたようだ。その本丸が出来た時からずっと見守っていた者だったからな。

自分の力の無さを悔いた使いの者が、最後に一つだけ希望を残した。


いつかまた皆が出会えるその日が来る事を祈って、鍵を残していく。

…とな。

そう言って、使いの者は刀の姿に戻った仲間達を持って姿を消し、本丸には、それまでの記憶を消された審神者と記憶の無くなった初期刀だけが残った。


そして二人は、また新しい本丸を作っていったんだ。
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