• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第17章 名を呼べば


厨の片付けもしたし、昼食は歌仙さんに頼んだ。皆にも内番の連絡も済んだし、残るは僕の事か。

嫌われちゃうのかなぁ…

そんな事をまた考えながら歩いていれば、あっという間に主ちゃんの部屋の前に来ていた。

「ちょっと怖いけど‥」
よし。

「主ちゃん、僕だよ。入るね?」

少し開けた襖から主ちゃんが見える。僕の声に気が付いて、手元から顔を上げた主ちゃんと目が合うと、ちょいちょいと手招きをして見せた。

「…お邪魔します。」

主ちゃんは今何を考えてるのかな‥

書類を机でトントンと揃えて端へ避けると、正座をし直してから、僕に向かい側へ座るように指を指した。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp