• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第92章 夜桜


「じゃあ、早く帰るからあとはお願いね?終わったら歌仙もお着替えよろしく。きっと似合うよ!」

「あぁ、勿論、雅に着こなしてみせるさ。」

「…主、お気を付けて。」

ちらっとこちらを見てから長谷部が頭を下げる。まるで、今言った言葉に(そいつにも)って付きそうな顔でね。

「みっちゃん、急ご!」

僕の手を引き、部屋を出た主ちゃんは一期さんが貼った“廊下は走らない”という張り紙を気にしながら、早足で先を行く。

「主ちゃん、お花見の場所って大体は決めてあるの?僕が皆で、なんて言わなければ決める事も無かったんだけど‥」

「大丈夫だよ、気にしない!場所はね…うん、大体は。」

そっか、なら良かった。五十人超えの団体さんだもん、言ってから心配になってたんだよね。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp