第91章 毒入りスープ
浦島『「野菜を炒めたら、トマトの缶詰とコンソメに水、ケチャップとローリエ?の葉っぱを入れますー!」』
「‥?浦島君、随分詳しいね?」
「「主の本棚にあった料理本読んでるぞ。」」
「なるほどなぁ!なら、美味い毒入りスープが出来るな!」
小狐『「‥こちらが煮込んだ物になります。そして、そちらの小鍋に入ってるのが例の怪しい液体の入ったスープです。私の予想ではこのまま飲んでも良さそうですが、飲みません。」』
浦島『「煮込まれたスープへ、隠し味に三条先生が作ってくれてた謎の赤いスープを入れて、砂糖、乾燥バジル、塩胡椒で味を整えたら出来上がりでーっす!」』
小狐『「こんがり焼いた油揚げは、添えるだけで一段と美味しそうに見えますね。」』
「「……油揚げだけは譲らない。ふふふ‥」」
「「お小夜、今夜は稲荷寿司にしてもらいましょうね。」」