第91章 毒入りスープ
KP『では、二人は今木製の綺麗な扉の前に立っています。あの地図の通りなら、ここが書物庫の筈です。どうしますか?』
浦島『鍵が掛かってなければそっと開ける。』
小狐『私もその後ろに続きます。』
KP『扉はすんなり開きました。あなた達が中へ入ると、今入って来た扉以外の壁は本棚になっていて、びっしりと本が並んでいるのが解ります。部屋の真ん中には机があり、蝋燭が一本辺りをぼんやりと照らしていました。スープの部屋より暗いですが、何とか探索は出来ますね。』
浦島『目星?図書館?』
「「浦島、図書館を振ってみてごらん?」」
浦島『んじゃ、俺は蜂須賀兄ちゃんオススメの図書館で!…よし、成功!』
小狐『では、私は机と蝋燭に目星をしましょうかね。ふむ‥私も成功です。』