• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第89章 夢路


熱くうねる壁を割り、奥へ奥へと押し込む。

最奥の壁をぐりっと抉る様に押し上げ、ゆっくり引き抜くと、行かないでと襞が絡み付いてくる。

抜ける寸前で止め、その際を擦り、また最奥を叩く。

「っ…ぁ!んんっ!!」

「くっ…」

きつい、苦しい、と切なく鳴く声が耳の中で甘く反響して頭の中がで一杯になる。

「‥」

「ぁっ…や、呼ばないでっ‥」

俺の上で乱れるにそう呼び掛けると、また一層奥へと誘う波が強くなった。

くれてやる、あんたが欲しければ好きなだけ。

名前を呼びながら腰を打ち付ける。熱いうねりに夢中になり、堪え切れ無いと上げた高い声にぞくりとした。

腕の中にあるの体温は、今は俺だけの物だ。それをこいつにも解らせたくて、何度も何度も突き上げた。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp