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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第33章 どうしようもなく辛いこと




さすが大富豪


・・・リムジンなんて、初めて乗った





外はまた雨が降っていて、時計の針は日付が変わる時刻を示していた



『・・・・・・』


【赤司】
「・・・・・・」




終始、無言


隣に座る赤髪の彼も空気を読んでいるのか、黙りこくっている


わたしは今、声が出そうにない


喉が干からびているかのように、くっついて離れない言葉が、残っている



【赤司】
「・・・虹村さんには、言ってきたのか?」


首を振る



そうか、とだけ呟いて、それきり彼は話しかけて来なかった















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