• テキストサイズ

【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第29章 緑の占い日和







『──いやぁ、あの時はビックリしたよー
緑間いきなり真顔であんなこと言うんだもん』



「・・・俺にとっては普通のことなのだよ。
あれくらいのことで驚くな」



『いやいや! いきなり言われたら驚くって!

だって・・・──』






────俺の家に来い、だなんて───















『・・・・・・・あ、あの・・・? み、緑間さん?』

「・・・なんなのだよ。」

『・・・何処に向かってるんでしょうか、私たち』

「・・・・さっきも言っただろう。
なんども言わせるな」


いやいやでも!



・・・うるさいやつだな



本当にこいつが俺のラッキーアイテムなのか・・・?



どうも信じがたい・・・



『なんでわたし緑間くんの家に行ってるんだろ・・・』



はぁ・・・と溜め息をついているはち

そんなの嫌なのか




「・・・今日の蟹座のラッキーアイテムは
『空から降ってくるもの』なのだよ。」


『ふーん・・・・・・・・・・で?』


「ピアノの上に落ちてきただろう、お前」


『ふーん・・・・・・・・・・え?』



あ・・・と顔色を変えている

察しがいいみたいだな



「───あぁ、そうだ・・・」



『空から降ってくるものなんて今の時期雨しかないじゃん!
おは朝も鬼畜だねー!』






・・・・・・・・・・・・・・前言撤回





なんも分かってないのだよ!

しかも朝の赤司と同じこと言ってるのだよ!



「・・・そうじゃなくて」


『え? じゃあなに?


・・・・・・・・・・・・はっ!!!! まさか・・・』





今度こそ察してくれなのだよ

ツッコミなんてめんどいのだよ



『まさか緑間さん、今どき雪が降るとでも思ってる!?

ぶふっ(笑) それはかなーり無理あるって!』



・・・・・・・・・・・・・・・違うのだよぉぉおおぉぉぉぉ!!!!














「────はっ!!!!」



目を開けると、夜明けの空が部屋を照らしていた


・・・・ゆ、夢なのか?




/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp