• テキストサイズ

【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第28章 青の心




─────ゴォォォォッ!!!!



【紫原】
「ねーねー、そのお菓子ちょーだーい」


【乗客A】
「はっ!? え!?」


『はっ! ムッくん!
他の人に迷惑かけない!!』



ブレねぇなこいつ!?

つーかもうアトラクションなんかどーでもいいと思ってんだろ←



長い長いお化け屋敷だなこれ




てかストーリーも長ぇn・・・



【黄瀬】
「ぎゃぁぁあ!!!! はちっちー!」


『ちょ! 涼太さん!?』


【青峰】
「!!!!!?」





───ポスン...




ぴったりと、俺の膝の上に倒れ込んできた物体・・・



【青峰】
「・・・・・・・・・・ぅえ!!?」


『ごめっごめん青峰!
りょ、涼太!退けて!!!!』



黄瀬と共に倒れ込んできたらしい


────・・・ジェットコースターなんだからこの状況ダメだろ!




『あれ、涼太気絶してる・・・?』


【青峰】
「おい! その前にシートベルト付けろ!

・・・チッ・・・おい黄瀬!!」



仕方なく、黄瀬を起き上がらせ、ベルトを付けさせる



だが、無慈悲にも浮遊感は迫ってきた




『う、うそ・・・』


【青峰】
「くそ・・・
とりあえず掴まっとけ!」


『は、はい!』





落下と共に来る、内臓が浮き上がるような感覚




【桃井】
「───きゃぁぁぁぁぁあ!」



【緑間】
「ふごぅぉぉぉぉぉおお!!!?」






ふたりの叫び声が、来たんだと言うことを知らせてくれた






俺は、制服のワイシャツをぐっと掴むはちを支えた





【黄瀬】
「・・・・・・ふあっ?

──────うぇぇええぇえ!!!!」





運悪く、落下中に意識を取り戻した黄瀬は、突然のことに絶叫を抑えられていない



俺も叫びたいけどな!

でも、声を押し殺して震えてるこいつ見たら収まるだろ


ベルトが外れて落下してるこいつの方が怖いもんだろ

だから、な
/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp