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禁断の兄妹【r18】

第2章 過去と今は違う!


「蓮と姫香、また一緒に寝てたの?ホントに仲が良いのね。姫香は小さい頃から蓮のこと好きだもんね。」

 そう、私とお兄ちゃんは両想い。私は17歳。お兄ちゃんは19歳。2つ年が離れているのにすごく仲が良い。年が近いと仲が悪いとよく言うらしい。だけど私たちはいつも登校する時は手をつないだり、デートもよく行く。

「姫香なんか4歳の頃、『おにいちゃんのおよめさんになる!』って言ってたのよ。覚えてるかしら。」
「覚えてるよぉ~。その頃は意味も分からず言ってたから・・・」

 お母さんと私で笑う。するとお兄ちゃんが、

「じゃあ、今は意味は分かるのか?」

 えっ、そりゃ分かるし・・・

「分かるよ~。もう高校2年生だし。」
「あと、蓮はそれに対して『いつだって、かんげい』って言ってたのよ。」
「母さん、覚えているよ。」
「じゃあお兄ちゃんだって、その頃は意味は分かっていたの?」
「わっ、分かるはずねぇだろ///それより今日は出かけるぞ!!」
「えっ、どこに?」
「内緒だ!とりあえず飯食ったら準備しろよ!」
「ふふっ、仲良いわね。」
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