第7章 ラブラブ♡家族旅行
「どうした?酔ったのか?」
隣に座っているお兄ちゃんが私の顔を覗きこむ。
「うん・・・気持ち悪い・・・」
「じゃあ、オレの太ももで寝てろ。着いたら起こしてやるから。」
私はお兄ちゃんの太ももで寝る。お兄ちゃんの太ももはあったかくって気持ちいい・・・zzz
「・・・姫香着いたぞ。起きろー」
お兄ちゃんに起こされ、目を開けると外は真っ白!
「お兄ちゃんすごい!真っ白だよ!」
「お前は子供かw可愛いなぁ。」
二人で話しているとお母さんがスキー板を持って私とお兄ちゃんに渡した。
「いい?姫香はきちんとお兄ちゃんの言うこと聞くのよ。母さんは父さんと違うゲレンデで滑ってるからね。」
「母さん、言わなくても姫香はオレの言うこと聞くから大丈夫だよ。」
「ふふふっ、それもそうね。じゃあ行ってくるわね。」
「いってらっしゃーい!」