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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第5章 幸せな我儘 / 織田信長



結合部分がじゅくじゅくと熱を帯びる。
舞を貫いたそれは、奥の奥まで届き、舞の壁面をこすり上げた。


「あっ、あっ……!」
「貴様は何か勘違いをしている。 貴様みたいな愛らしい者が快楽に溺れる姿を見たら、欲情しない男は居ない。 その者を愛していれば、尚だ」


ぐちゅ、ぐちゅり、ぐちゅぐちゅ、ぬぷっ!
信長の腰の動きに合わせて、舞の身体が淫らに啼く。
引き抜かれては、また最奥まで貫かれ……
押し寄せる快感の波に、舞は喘ぐことしか出来ない。


「信長、様……」

鏡を通して信長の顔を伺う。
その余裕のない表情に、舞は心臓が高鳴った。

こんな信長は見たことがない。

瞳は熱を宿し、潤んで舞を睨みつけている。
何かを我慢している様な、堪えている様な、そんな表情。



「貴様があまりにも愛らしい事をするから……心が掻き立てられ、乱される。 どこでそんな男を煽る知識を身に付けた」
「そ、そんな、違……んっ」


腰を打ち付けながら、舞の背中に紅い花びらを付けていく。


「これでも堪えているほうだ。 本当は容赦なく貴様を犯したい。 例え、本当の意味で、うつけと呼ばれてもな」

「んぁあ、はぁん、あっあっ!」


腰の速度がどんどん早くなっていく。

ぬちゃっ、にちゃ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……!

途切れなく部屋に響く、いやらしい粘り気のある水音。
耳を犯し、奥までまさぐられる。


「鏡を見てみろ、良い絵だ」

四つん這いの舞に覆いかぶさり、ひたすらに腰を動かす信長。
それが鏡にありありと映し出され、羞恥心を煽られる。


「いや、ああっ、んぁあっ、信、長、様っ」
「 『嫌』じゃなく『いい』の間違いだろう」
「も、もう許してください、壊れちゃう」
「駄目だ。 褒美なのだから、有難く受け取れ」


褒美なんて、そんな事は言い訳だ。
ただ、一刻も早く舞の中にぶちまけたい。

その一心で、信長は激しく腰を打ち付けた。

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