第28章 純愛の手ほどき、シテくれる? / 伊達政宗
「ありがとな、気持ち良くしてくれて。 俺のは美味かったか?」
「……あんまり美味しくない」
「そのうちそれがクセになるから、安心しろ。 じゃあ…次は俺の番だな」
政宗はそう言うと、舞の身体を褥に押し倒した。
つ……っと唇を指でなぞられ、舞は思わず息を呑む。
「礼に、お前を最高に気持ち良くしてやる。そうだな……俺が一回達したから、お前は三回だ。 三回、絶頂まで持っていってやる」
政宗の顔が妖艶に微笑み……
手がすーっと身体の上を動いて、脚の間に差し込まれる。
すると。
くちゅり……っ
儚い水音が、部屋中に響いた。
「あ…………っ」
「なんだ、解してやろうと思ったのに……もうトロトロに蕩けてるな」
「政宗…っ触っちゃ、だめ……っ」
「……俺のを見て興奮した? お前、意外といやらしいんだな……かーわいい」
くっちゅくっちゅ、ちゅくちゅくちゅく……
耳を舐めながら、指が巧みに蜜壺の中をまさぐる。
何かを探るように、指の腹が壁を動いていき。
ある場所へ来ると、舞は思いっきり身体をびくつかせた。
「や、ぁあ……っ!」
「お前のイイとこ、みーっけた」
「そこ…っだめぇ、政宗……っ」
「もっと? 欲しがりだな、舞は」
政宗は指を二本に増やすと、舞が悦ぶ場所を集中して擦り上げる。
二本の指が交互に、内壁を掻き出すように動き、親指では硬くなった赤い蕾をさすられて。
あまりの快感に、舞は一気に絶頂に登りつめた。
「んぁ…っだめってば、政宗、やだ……っ!」
「顔が蕩けてるぞ? ほら……素直になれ」
「あっあぁ……っだめ、だめぇぇ…………っ!」
次の瞬間、舞は思いっきり身体を反らせ。
脱力すると、蜜壺からは大量に蜜が流れ出した。
その様子を見た政宗は、指をくぷんっと引き抜き、手を舞の顔の前に持ってくる。
そして、くすっと笑った。
「はい、一回目。 随分早かったな」
「い、意地悪……っ」
「見てみろ、こんなに濃い蜜が絡んでる」
人差し指と親指で、わざと蜜が糸を引くとこを見せると、それをわざとらしくぺろっと舐めた。