第27章 不機嫌と暁の予知夢 / 織田信長

「の、信長、様……っ」
「なんだ、異論は認めん」
「あ…………っ」



家康が出ていったのを見計らって、信長は舞と一緒に、褥の中に入り込んだ。

脚を絡ませ、身体をすり寄せるように舞に触れると、そのままやんわり押し倒す。

舞は身体を震わせ、信長の肩を掴んだ。



「あの、おかえりなさい……っ」
「ああ、今帰った。 抱かれろ」
「…っ、帰ってきて早々、急です……っ」
「仕方あるまい、貴様が足りない。 このままでは俺が持たん」



そう言って、薄い着物の襟をはだけさせる。
露わになった白い胸の先を咥え、舌で転がした。

音を立ててついばむと、そこはだんだん硬度を増していく。



「あ…っはぁ……っ」
「その内、ここから乳が出るようになるのか、女の身体は不思議だな」
「……っ、信長、様……っ」
「無理はさせない、貴様の身体が第一だからな」



絡ませた脚から、熱が伝わる。
少し高めの舞の体温が、なんとも心地よい。

久しぶりに感じる舞の素肌に、身体が芯から疼いた。

舞をうつ伏せにさせると、背中から着物を暴いて、その背に口付けを落とす。

前につけた痕はすっかり消えていて、また新たに痕を残すように強めに吸っていく。



「甘いな、とても」
「ふわぁ…っん…………っ」
「念の為に問うが……俺の子で間違いないな？」



すると、舞は顔を横に向けて、びっくりしたように言った。



「当たり前です…っこんな……っ」
「なんだ」
「こんな姿は、貴方にしか、見せません……っ」



あまりにも愛らしく睨むので、信長はくすっと笑って覆いかぶさった。
そして、耳元で囁く。



「冗談だ……貴様は俺のものだからな」



信長は舞の脚の間に、手を差し込む。
すでに潤いを帯びている、そこに指が触れると、舞の背中がびくっと跳ねた。



「あ……っ」
「他の男になど触れさせるか、この愛らしい場所を」
「や、あぁ……っ」
「まぁ、もう俺だけのものではないがな、腹は立たぬ」
「信長、様、指…っ緩めてください…っ」



巧みに指が動き、感じる場所を集中して擦られるので、舞が可愛く抵抗の声を上げた。