第39章 洛山高校VS誠凛高校!
後ろから走ってくる赤司に目を向ける
赤司「玲央達の言う通り、先程のプレーは失態だ。下げるのが当然の選択だろう。だが、お前の力はまだ必要だ。下げたりするものか。洛山の勝利の為に期待しているよ」
ポンッと赤司は黛の肩を叩いた
赤司は視線の誘導を火神にする
大我「(!ボールが消えた!?)」
ボールは実渕に渡っていた
実渕はシュッとスリーを決めた
第3Q残り4分57秒
得点74対52
大我「(今のはまさか…!)」
伊月「ミスディレクション・オーバーフロー!?」
黒子「いいえ、少し違います」
黛は今視線を集めやすくなってる
そこに赤司が火神の視線を誘導した
可能性とかやる気とか赤司はそんなフワフワしたものは信じない
黛には何も期待していない
一方的に利用してるだけだ
パスを通す道具として