第37章 誠凛高校VS海常高校
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ピーッと鳴り響くホイッスルに全員が集まった
リコ「明日は遂に海常との決戦よ。一度戦って勝ってる相手だけど油断はしないで」
その言葉に日向が声を上げた
日向「あー…監督、俺たちが海常とやるのは初めてだよ」
その言葉にリコはもちろん、他の選手も驚きを見せる
小金井「何言ってんだよ?日向…忘れちゃったの…?」
『もしかして…公式戦ではって意味じゃないでしょうか?』
日向「あぁ、夏合宿の後、インターハイの海常桐皇戦見に行った時聞いちまったんだ」
カシュッとペットボトルの蓋を開けて飲む日向
「あぁ、誠凛ね…知ってる」
「でも練習試合で勝ったつってもインターハイには出てないんだろ?やっぱ結局海常の方が強いんじゃん?」
その言葉に日向はグッ堪えた
日向「世間の評価の為にバスケをしてる訳じゃねぇ…それでも俺は単純にその通りだと思った。俺達がやって勝ったのはあくまで練習試合なんだ」
日向の言葉を全員真剣な表情で聞いていた