第14章 梟谷の転校生
櫻side
あ…1時間目から体育だ。
香「さくらちゃん!着替えにいこ!!」
櫻「うん!!」
瑞「ね、櫻ちゃんって彼氏いるの??」
…。いないってサッキイッタデハアリマセンカ…
香「瑞葉ばか?さっきいないって言ってたじゃない。」
瑞「そだっけ???」
ガチャ)ここが着替える場所…更衣室
香「そーだ!オススメの人紹介してあげる!!」
??オススメの人?
瑞「あ、いいね!」
あ、やばい…長袖のジャージ忘れた…
櫻「あの、話し途中にごめん。2年6組に行きたいんだけど連れて行ってくれない?」
京治くんまだ残ってるかな。
瑞「きゅうにどうしたのよ笑いいよ!」
#2年6組#
女1「ねぇ〜、京治く〜ん!かして〜?」
は?なんで京治くんとあの女の人がくっついてるの??
男2「どうかした?うちのクラスに何か用?」
櫻「あ、あの、赤葦先輩にくっついてる女の方って彼女ですか?」
男2「違うよ。彼女は赤葦のこと好きだけど赤葦は彼女のこと苦手なタイプって言ってたから。」
そっか。よかった。あの人もジャージ貸してって言ってるのね。
櫻「赤葦先輩を呼んできてくれませんか?」
男2「わかった。
赤葦!お前にお客さんだぞ!1年生かな…?あの身長は」
赤「ありがと…。
…やっぱり櫻だったか。」
櫻「ね、京治くんジャージ貸して欲しいです。」
赤「わかった。ちょっと待ってね。」
ふー。寒い…。
赤「はい。大きいでしょ?この前も来てきた時すごいでかすぎて木葉さんにでかって言われてたもんね?」
櫻「そだっけ?やっぱり大きすぎだ。ま、ありがと。後で返すね。」