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ハイキュー 夢主攻め※R18

第33章 岩泉/大好き*イベント小説※R18なし


バコン!

大きな音がして、
ボールが床に叩きつけられる。
はじめくんも他の人達も
ボールを まるで簡単に扱うようだった。

(すごい…!)

扉の隙間から見入っていると、
コーチと思わしき人が
はじめくんに問いかけた。

「ところで岩泉 お前のお友達ってのは
いつくんだ?」

「あぁ…っと もーちょっとで
来るはずなんですけど…おせぇなあいつ…」

私が ずっと扉にいることを知らず、
時計をちらりとみるはじめくん。

(困らせてる?!?!)

「なぁに?岩ちゃんの彼女〜?」

「耳大丈夫かお前 友達だっつの!」

変な奴に絡まれている←

(でも入りづらいなぁ…)

扉でソワソワしていると、
不意にゴン!と扉に手をぶつけてしまった。

(しまった…)

回れ右をした時には遅かった。
ガラリと空いた扉の前に、
はじめくんが不思議そうにこちらを
見つめていた。

「はじめくん…」

「名前…居たのか」

体育館にあげてくれたはじめくんは、
皆の注目の的だった。

「なんで 入ってこなかったんだよ?」

「だって…なんか入りづらい」

「ったく怖い奴らじゃねぇから大丈夫だ」

そう言って頭を撫でてくれる。
なんだかんだで 優しいはじめくん。

「はじめくん 大好き」

周りの目とか気にしない私は、
そのままはじめくんに抱きついた。

「ったく、知ってるつーの」

抱きしめ返してくれるはじめくんが
私はほんとに大好きだ。

(まじで彼女じゃないの?)

(おぉ、彼女じゃねーよ)

(抱きついてるけど?)

(日課だ。)

(付き合えば〜?友達なんでしょ〜?)

(……そうだな 付き合うか)

(え?!嘘?!マジで言ってんの?!)

(名前は?)

(いいよ!)

(よし、付き合うか)

(((及川が2人をくっつけやがった!)))
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