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ハイキュー 夢主攻め※R18

第21章 金田一/わかりづらい*イベント小説



金田一くんは、とにかく
わかりづらい。
何に関しても…。

「金田一くん…
もうちょっと詳しく教えて
くれないと…わからない…」

「えっ?!悪い…
えっ…と コレを こうして…その」

説明下手か…!!!
いや、一所懸命教えてくれている
金田一くんに申し訳ないから、
そんな事は絶対に言わないけれど…。
にしても わかりづらいのだ。

「あ、その…前と同じ
説明になってるよ、金田一くん…」

「っ!!悪い…」

「ねぇ、どうしたの?
私の時と、他の人の時と
対応が全然違うじゃない?
私の事嫌いなの?」

そう問いかけると、抵抗の表情
と言うのだろうか…
違う!!と言いたげな表情で
首を思い切り振った。

「違う!!!そうじゃなくて!
寧ろ好き!!!!……はっ!」

自分で言ったことに、自分で
驚き、赤くなる。

(面白いな…この子…)

金田一くんは、そうじゃなくて…
あぁ…と頭を悩ませている。

「そうじゃなくて…?
残念、私の事、好きじゃないの?」

「へっ…えっと…その」

「告白だと思っていたけど
違うんだ、なら仕方ない」

そうして立ち上がり、その場を後に
しようとすると、いきなり
手を握られた。

「アレは…告白だ」

真っ直ぐに私を見る金田一くん。
私は微笑み、向き直る。

「そうなんだ…ありがとう
でもね、私はなんとなくわかりづらい
金田一くんしか知らないんだ
クラス違うし…」

「うっ…それは、話すと
緊張しちゃって…」

ごめん、とシュンとする金田一くんの
頭を撫で、大丈夫と囁く。
金田一くんは少し嬉しそうに、
黙って頭を撫でられていた。

「だから、これから少しずつ
金田一くんの事 教えてね?」

ニコリと笑うと、金田一くんは
我慢出来ない、と私を
押し倒し、優しいキスをくれた。

「名前…ね、ヤらせてください」

「金田一くん」

「優しくするから…お願いします」

ほんのり顔を赤らめ、
不安げに私を見つめる。
私は怪しく笑むと

「いいよ、でも…私は攻めだよ?」

金田一くんを押し倒した。
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