第14章 及川/告白※キスのみ
「及川さん」
「っ!…な…に?」
ビクビクしながら返答する
及川さんを押し倒し、
強引に唇を奪う。
「んっ?!」
キスをして口を割って
舌を入れ、絡める。
真っ赤な顔を薄目で見る。
(可愛い…)
口を離すと、肩を上下にして
息をしていた。
未だ状況を理解出来ていないようだ。
「…及川さん…私は
受けじゃなくて攻めなんです」
「ふぇ?」
呂律の回らない及川さんが
更に可愛い。
「私は攻めなんです
なので、及川さんと付き合っても
私 彼女っぽくないですけど」
いいですか?と首をかしげると、
目をキラキラと輝かせ、
ガバリと抱きしめられる。
「もちろん!!」
そうしてまた及川さんにキスをする。
「ん…ぁ」
甘い声が漏れる。
ぎゅうっと抱きしめると、
ビクリと反応を示す。
「ふ…んん…ん あ」
口を離してしっかり抱きしめると
少し遅れて及川さんも
抱きしめ返される。
「大切にするね」
「お願いします!」
しばらく空き部屋にいて、
体育館に戻ると、はじめに
怒られました。←
(私ら遠距離ですね)
(う…そうだね…)
(浮気しないでくださいね?)
(しないよ!するわけないじゃん!)
(女の子にモテモテのくせに…)
(名前ちゃん以外の子に
興味ないって!)
(ならいいですけど…)
(大好きだよ!)
(私も好きです!)
(名前ちゃん可愛い〜♪)
(キスしてる及川さんには負けるけど?)
(…!!!?////)