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ハイキュー 夢主攻め※R18

第57章 東峰/やってみる?



同じクラスに化け物級の、
巨人がいる。
…化け物だなんて
失礼なのはわかるが…。

(しかしでっかい…)

私はその巨人と、隣の席な訳で…。
まぁ、他愛のないお話を
ほそぼそと話す程度の仲である。

「あ…東峰」

「ん?どーした?」

「消しゴム…とって」

「おぉ、はい」

「ありがと」

彼は優しいし、いい奴だと思う。

「…だからって 私に押し付けられた
雑用を東峰が手伝う必要は…」

「ある! 困った時は
お互い様ってことでさ?」

なにがお互い様だ! バレー部に
戻ったんなら早く
バレーしたくないのか…?

「ね?バレー部行ったら?
やりたいんじゃないの?」

「…まぁ やりたいけど
#苗字と一緒にいたい…なんて」

紙をまとめてホッチキスで
止めつつ、東峰の顔をチラリと見る。
少し驚いた…。

「本気でそんな事思ってるの?」

「まぁ…な」

「…好きなの?私の事」

「おう…」

どんどん顔が赤くなっていくのがわかる。
私は冗談紛いに、

「じゃあ、ヤリたいとか思う?」

と呟いた。東峰は、ビクリと
肩を震わせたが、意を決したように

「襲いたい…と思ってしまった
事はある…かな…」

と言われた。
…え?なんて?
確かに冗談紛いに、とは
言ったが…私はかなり本気だ!←

「えっと…やってみる?」

「はぇ?!」

少し、こちらも気恥しい気分になる。
しかし、東峰は男だ。
やる、ってつまり アレのことで…
つまり 健全な男の子な訳なので…。

「い、いれるの?!
血とかでない?!?!
あ、そこまでしない?!?!」

…ですよね 私が下ですよね…。
私は、椅子もろども東峰を
押し倒す。

「苗字…っ?!」

「上は…! 私だから!!!」

「え、ぇええええ?!?!」

当然、私は上以外考えられない。

「苗字っ!あの!俺っ…」

「私が上じゃ…イヤ?」

「…違くて… や 優しくしてくださいっ!」

…でかいくせに、可愛いなちくしょうっ!
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