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【ONE PIECE】 海の娘 ウミノコ

第8章 頂上戦争 序盤戦






「エースは今現在、こっちに向かっている。
だが、インペルダウンにて潜入 脱走事件が起こっているそうだ」

ドーーンと大きな机に膝を付き、口元辺りで指を絡めるセンゴク。
その表情は、冴えない。

「主犯は麦わらのルフィだそうだが、インペルダウンに行った際に気付いた事はなかったか?」

『無いよ』
「まさか、ハンコックが麦わらと手を組んでいるとは思えないが・・・」

あれは手を組んでいると言うよりハンコックの一目惚れの様な気がする。

『そんな話、聞いた事ないよ』

うん、嘘は言ってない。
あれは恋だ、恋!!

もしかして疑われているのかもと思ったがその後直ぐに海兵がやってきて事態は変わった。

七武海のメンバーになったティーチが消えたのだ。
その上、許可の無い軍艦1隻がインペルダウンに着港したと・・

『ティーチ・・が・・・
センゴク!私が行く、行かせてッ!!』

サッチ兄様を殺し、エースの身柄を引き換えに王下七武海に名乗りを上げた 黒ひげことティーチ。
私は、アイツを許せない!!

「・・ダメだ、許可しない」
『何でっ!!探してるんでしょ!私が見つけてくるから!!』

それでも、うんと言わないセンゴク。

「には、他にやってもらう仕事がある。
今から、説明
『セ・・・』

「セ?」
『センゴクなんて大ッ嫌いだッッッ!!!』

捨て台詞とは、この事を言うのかもしれない。
叫んだ私は、部屋を飛び出した。

センゴクは、止める事を忘れ唖然とした表情だった。




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