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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第17章 蝶の憂い華の決意


『泣きそうな顔なんか…』

「してた。
黒尾くんの腕の中で
孤爪の腕の中で
俺の腕の中でも…
なんかあったんだろ?
あの二人とあんな関係
お前と結びつかねぇ
話せよ?聞くからさ?」

木兎が頭を撫でて
顔を覗き込む

優しくて強い目

『…な…にも…無い…
放っておい………』

「放っとけたら
こんな事してねぇよ…バカ
そんな悲しい顔ばっかして
お前何してんだよ…
もっと笑ってたじゃねぇか」
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