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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第17章 蝶の憂い華の決意
「ヤダ!俺がどんだけ
逢いたかったか
お前に伝わるまで離さねぇ!」
呑気に笑って
私を抱き締める木兎
多分すごい顔で
睨んでるであろう
クロと研磨
離して…ヤダ……!
酸欠になりそうな
私の頭に響いた
「木兎さん、嫌がってますよ」
低い声
「……赤…葦?」
木兎の手を掴んでる
赤葦くん。
体育館がシン、と
静かになって
「いや…あの…
揉め事とか嫌ですから」
彼の声だけが響いた
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