第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる

「お、い…姫凪ッ
お前…これ、ズリぃ…から」

体勢を変えた事で
刺激の種類が変わる
組み敷いて攻めてる時とは違う
甘くもキリリと締まった刺激

姫凪の挑発的な瞳や顔が
揺れる大きな胸が腰が
心地よく踊る髪が
俺の心を脳を熱く融かして行く

突き上げてる時には
食ってる感覚が強くて
甘さが勝ってたのに

今はの食われてる感じは
キリリと辛いスパイスの様な感覚
思わず漏れる低い声に

『鉄朗、気持ち良いの？
嬉しい…』

フニャリと揺れる笑顔が堪らない