第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる

『や、ん！
奥、当たって…ぁ、、ん！』

「こらこら背けんなー
俺を見てろって、なァ！」

近くなる顔が
色っぽくて可愛くて
深いキスを繰り返し
ピストンを早めていく

「…その顔だけで
3日はオカズに困んねぇかも
姫凪、かーわいー」

『オカズって…
一人でする気？
私…居るのに…』

だからホントそーゆー所だって。
どこまで溺れさせる気だよ

尖る唇が
恨めしそうな目が
どれを取ってもドストライク

一人でやるわけねぇだろ？
もう右手には飽き飽きしてんだよ

お前に触れたいのに我慢した俺とは
オサラバなんだよ

分かれよバーカ。