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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…
「分かった…またな」
パタンと扉を閉めて
モヤモヤ気持ちを引き摺る様に歩く事
数分。
「研磨、先行ってろ!
俺、ヤッパリ放っとけねェよ」
モヤモヤはどうしても晴れなくて
来た道を振り返り走り出す
「クロ、何するつもり?
姫凪が苦しそうな理由分からない?」
その足を止める様に
研磨の声が響いて
「どういう意味だ?
俺のせいで姫凪が苦しんでるって
言いたいのか?」
俺の神経を逆撫でて行く
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