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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第28章 華の祈り


自然な笑顔の姫凪に

「当り前だろ?
だから…その…」

まだ少しだけ疼く欲

可愛くて堪んないねェ
こんな可愛いの
なんで手放すかなァ

なんて思う気持ちは
まだ無くなりそうになくて

当たり前に滑っていく指
白い頬よりも下
チラリと見える木兎の華

我に帰って指を止める

姫凪の目も揺れて
少し戸惑いを浮かべた

その時

「ちょっと。
二人の世界になるなら
おれ先行くよ?」

研磨が俺と姫凪の間を通り抜けて
少し前を歩いていく
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