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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第28章 華の祈り
ゾワッと背筋が泡立って
止まってた足が前へ出る
「研…」
「…姫凪…幸せ…?」
俺の声に被る研磨の声。
この声…研磨…泣いてんのか?
聞いてる方が泣きそうな声で
「木兎サンと居るの幸せなの?」
姫凪から声を引き出そうとする
研磨の声に姫凪の背中が震えて見えた
姫凪も研磨を知ってる
俺達は俺達を一番良く知ってるから
この位置なんだろ?
お前は本当に
計算し過ぎなんだよ
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