• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第25章 蝶を抱く華


「…べつに
おれは姫凪が笑うならと
思ってる
でも、姫凪が笑えるのが
誰と一緒か考えて退いたから
邪魔はしないけど
贔屓はするよ」

孤爪が黒尾くんをチラリと見て
また目を携帯ゲームに戻す

姫凪が笑える?
それいつだよ?

待って退いて我慢して

ゆっくりじっくり?

遅ぇよ。

ゆっくりじっくりの間
姫凪は無理し続けるのか?

嫌だ。
させねぇ。

俺が笑顔にすんだよ。
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp