第23章 空に舞い上がる蝶

腰を揺らして
私の頭を撫でて
喉の奥にカリをぶつけてくる

研磨の肉棒が膨らんで
苦しくなる口の中
先走る汁と匂いで
咽そうになると

「ごめ…ん」
　
研磨が動きを止める

『謝らないで…
愛し合おう？
心まで研磨でイッパイになるから…』

私はいつまでも研磨が大好き
大事で堪らない

枯れないで。

お願い。

自分だけを責めて
泣く日々は
今日で終わりにしよう、ね？