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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第23章 空に舞い上がる蝶


『そんな事…ない…大丈…』

「大丈夫な顔してないですよ
孤爪になにかされましたか?」

『平気………』

「はいはい。
平気なら笑って下さい
いつも俺と木兎さんと
居る時みたいに」

赤葦くんの冷静な声は
さっきの事をまるで見ていたと
私の心を見透かしてますと
言われているみたいで

『……無理…そんなの…』

繕う言葉が出なくなる

「知ってますよ
だから俺が来たんですから
木兎さんも誘おうと思ったんですが…」
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