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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第22章 翔び立つ蝶に隠す涙


"今から姫凪と行くからなァ"
とか無駄に行動力ある事言って

"どのくらい?"っておれが聞いたら
すぐ目の前の扉が開いて

"今すぐ"って
あのニヤけた笑顔が
姫凪のあのキラキラした顔を
連れて来るって

でも、そんなの

「クロ、どしたの?」

〈研磨…今から…行っていい…か?〉

ナイって一言で分かった

「良いけど、どのくらい?」

「いま…すぐ……」
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