白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う
近くの階段で
ミネラルウォーターのペットボトルを
眺めて呆けてる赤葦に
「助けに来たぞー!赤ー葦!」
ガバッと抱き付く
「あぁ、どうも。」
「赤葦ー!頭パニックだー!
姫凪とヤりたいけど
なんかヤっちゃダメ感がスゲェー!
なんとかしろーー!!」
「…俺の心配で来たんじゃ
ないんですね」
赤葦の言葉にハッとして
「そうでもない。
姫凪が心配してたから
来たし!大丈夫か!?」
取ってつけたように言って
癖の強い頭をグリグリ撫でる