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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第17章 蝶の憂い華の決意


研磨は無言で私の手を引いて
その場を離れて

「姫凪…
あのさ…おれ…」

学校を出てすぐの脇道に
私を引き込んだ

『研磨…?』

「姫凪が好き
姫凪の彼氏は俺がいい
それはきっと
何があっても変ってあげられなくて…
この手を離してあげられる気がしない」

ギュッと握った手にキスをして

「で、さ。あの………
姫凪は
おれの彼女で居ると苦しい…かな」

私の目を見つめた
その目には涙が浮かんだ
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