第2章 愛×恋
ただ平凡な毎日
変わったのは、すばるさんとの関係
会社で話すようになった
特にお互い何もなくても、一緒にご飯食べたり
あたしは、自分のお弁当
すばるさんは、コンビニ弁当とかやけど
すばる「俺も、結婚しよかなー」
『したらいいじゃないですかー』
すばる「そんなヤツいてたらしてるわ」
『そうですよねー。あたしなんか出来たから結婚したし』
すばる「じゃー俺も、それでいこ」
『ダメですよ。そんな歳ちゃうじゃないですかー』
すばる「俺もまだいけるわ。まだ32や!!」
『え!?』
すばる「なんぼや思てたん?」
『いや・・・20代後半?』
すばる「よう見られるねん。ええやろ?」
『羨ましいです。』
すばる「お前は?」
『あたし25です。』
すばる「は?」
『もっとオバサンって言いたかったんですか?』
すばる「ちゃうよ。あのー・・・な」
『もういいですよーー!』
お昼休みにそんなこと言ってたら
社長「渋谷ー!!これちょっと行って来てくれんか?」
渋谷「はいー。」
社長「あ!!小倉さんにも教えといたってくれ」
渋谷「じゃー車で出かけて来ます」
社長「人妻食ったらあかんでー笑」
渋谷「しませんよー!!ほな、行こうか?」
『は、はい。』
渋谷さんと会社の車に乗り、得意先に行った
渋谷「ここの社長さん。ええ人やねん。」
『そうなんですか?』
渋谷「お菓子ようけ出してくれて、コーヒー飲ましてくれんねん。ただの集金やけど(笑)」
『え?集金なんですか?』
渋谷「まーあと、社長からの書類渡して、仕事の相談とかやな」
『そうなんですねー』
先方の会社に着き、事務所を覗くと
渋谷「あれ?今日誰もいてへんやんけ」
『休みですかねー?』
渋谷「事務員のおばちゃん休みなんやなぁー。ほな、また今度やな」
『そうですね』
そう言って、すばるさん顔を見たら目が合った
なんやろ・・・
この感覚・・・
気ぃ付いたら、唇が重なってた
渋谷「行こか・・・」
そう言って、車に乗った