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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第38章 行き交う 【side宮地】


練習後。

案の定、碧は木村と大坪、高尾に囲まれていた。

アイツ、囲まれるのは苦手なんだよ。
ましてや、男に…。


助けを求めてこっちを見たら助けてやろうと思って暫く眺めていたが、碧が助けを求めた先は俺じゃなかった。



あぁ、彼氏ってアイツかよ。
前に裕也がCの奴だって言ってたもんな。

確か、水戸部…だったか?
全然、しゃべんねぇ奴。
なんで、アイツなんだよ。



碧の視線を感じ取った水戸部がスタスタとこっちに歩いてくるので、

反射的に、碧の腕を引いて自分の方へと引き寄せた。

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