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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第6章 EP誠凛3 僕は女です。


「そう、アナタ女の子だったのね。残念だわ」
うん。雰囲気でわかります。
「ごめんね。騙すみたいな形になっちゃって」
申し訳なさそうに謝ると
「気にしないで、勝手に勘違いしちゃったコッチが悪いんだし」
「でも、見学はして行きたいんだけどいい?」
入部しないにしても主役の学校だ。
せめて目の前でその様子を見たいと思い、そう提案したんだけど。

「じゃあ、マネージャーやってみない?」
「へ?」
見学の返答よりも先にそんな提案をされて、僕は思わず間抜けな声を出してしまった。

「マネージャーなら女の子でも大丈夫だし。ただ・・・・・・お願い。体だけ見せてほしいの。」
「・・・・・・」
確かに男子バスケ部でも、マネージャーなら女子はオッケーだろうけども。
体だけ見せてほしいって・・・・・・。
「体を見せるのは別に構わないけど、マネージャーはなぁ。僕には無理だと思うよ。」
「大丈夫よ。ちゃんと仕事内容は教えるし・・・・・・あ、皆帰ってきたみたいね。」
「そういう問題じゃ・・・・・・あ、皆お帰り。」
ジョギングから戻ってきたらしいメンバーが息を切らしながら、入ってくる。
(ホントにきつそうだなぁ。)

「それで、話はついたのか?」
「マネージャーとして見学してもらうのはどうかって提案したところよ。」
リコたんがさっきの突然の提案と僕の見学の話を説明する。

「まぁ、確かにウチは”男子バスケ部”だし、マネージャーなら女子でも問題ないか」
日向もマネージャー案に賛成らしい。
「和泉って結構美人だし、マネージャーが入ってくれたらカントクの負担も減るよな。」
とコガが言うと皆うんうん。と頷いた。
いや、君たち。カントクのサプリ入り手料理食べたくないだけでは・・・・・・。
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