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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第37章 ちょこれいと♡ないと by きぃな


風呂は立派なジャグジーが付いてて、俺はひとり堪能していた

ふと横に目をやると、そこに置かれていた入浴剤

『甘いバレンタイン気分を♡』

「へぇ…こんなのあるんだ…」

バレンタイン企画らしく、置いてあったのはチョコレートの入浴剤

俺はその袋の封を切ると湯船に入れた

一瞬にしてお湯の色が茶色く変わり、辺り一面にチョコレートの甘い香りが漂ってくる

「んふふ、いーにおい」

俺が浸っていると、風呂場にカズの声が響いた

「これ…麦茶?」

なわけないでしょうよ

「チョコのにおいしない?」
「だって、さとが入ってんの、どー見ても麦茶だけど…ちょ、向こう…っ」

なんだかんだ言いながらも、湯船に入り込んできたカズ
するりと俺の後ろへ回り、抱き締めるようにぴたりと身体を寄せる

「あっ、ちょ…っ」
「…香りはチョコだね」

すました顔でスカしたこと言ってるけど、俺の背中にあたってるから

「や…ぁ、か、カズ…っ」

後ろから伸びたカズの手が、俺の真ん中を握り込む
その手の中で一気に集中する血液
みるみるうちにカタチを変えて勃ち上がる

「やっ、あっ、ちょっと待…っ」

バスタブの縁を掴んで立ち上がろうとする俺の腰をカズが両手でグッと掴んだ

「ふふっ、逃がすかよ」

そのままカズに引き戻される

「チョコレートよりも甘く…蕩けさせてやるよ」

耳元で囁かれた声にビクッと身体を震わせた直後、カズのものが双丘の隙間にあてがわれた

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