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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第7章 ♡Story54♡ 病気…?


「っ……百合!!!」



なにか事故でもあったのか……?



「っ……くそ……」
(一体、百合の身に何があったっていうんだよ……
でもいまここを離れるわけにも……)



「っ藤ヶ谷先生!百合ちゃんのとこ行かなくていいんですか!?」



「っ二階堂……」



ちょうど俺の授業を受けていた二階堂。



「っ早く行ってあげてください!
先生は百合ちゃんの彼..じゃなくて!元教え子さんの傍に居てあげなくちゃ!」



「っ……悪いな、二階堂……
っこの時間は自習だ!さっき言っていたとこ、次の授業までに出せよ!」



そして太輔はそのまま講義室を抜け駆け出した。








高嗣side


授業中救急車の音が鳴り響いたと思い窓を覗く俺達生徒……



救急車は大学内に入ってきて、丁度映画の撮影をしていたであろう現場に止まった。



そして救急車に運ばれていくのは……













百合ちゃんだった……。





去年の藤ヶ谷先生の時と同じような事故が起きたとは思えない感じだった。



百合ちゃん、最近忙しすぎて貧血で倒れたとか?



それなら、まだいいんだけど……



もし何か……大きな……







そして俺は、



ただ講義室で自習が終わるのを待つしかなかった……。













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